人生は芋だらけ

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劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダムがドンズバ100点で刺さった

恋の弓矢 頬をかすめたと思いきや ドンズバ100点(BEPPING SOUND feat. HIROOMI TOSAKA)

ってかんじですいま……下半期始まったばかりだというのに、こんなはずじゃなかったオブザイヤー大賞決定です………。
軽い気持ちで見に行って気付いたら底無し沼にいて、あれよあれよという間にレジェスタ見て6th見て今に至るという状況です。

以前ハイローからのLDHに落ちたときに、このジャンルのどこがどのように刺さったのかきちんと記録しておけばよかったと少し後悔したので、まとまるかわからないけど今回は残しておきたいと思います。
あとこのブログはライブの感想が書きたくて立ち上げたんですけど、マジLOVEキングダムは間違いなく最高のライブなのでここに書くことは間違ってないと…多分…。
この世には天才が書いた最高のマジLOVEキングダム感想ブログがたくさん溢れているので、マジLOVEキングダムのヤバさを浴びたい方はググってそちらを読んでください…こちらは本当にただの個人的な記録ですので。
(このブログ、個人的な記録であるということを予防線として張りすぎている気がするので自分のことながらそろそろ開き直ってほしい)


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初見はちょうど1か月ほど前の、公開から6週目の半ばあたりでした。
ツイッターで流れてくる評判が結構よかったのと、「ドルオタには絶対に刺さる」みたいな感想を見かけて気になってはいたんですけど、いかんせんうたプリっていうコンテンツがご無沙汰すぎて機会があれば1回は見に行きたいな~でも円盤待ちでもいいな~くらいの気持ちでいたのでだいぶ遅めのタイミングになってしまいました。
近くに住んでる友人にもうたプリのオタクはいなくて、かといって一人で行くほどのパッションもなくといったかんじで。
それが最近仕事の関係で親しくなった人がガチで劇場に通いつめているという話を耳にして、気になってるんだよねと伝えたところチケット(しかもチネチッタのLIVE ZOUNDの回)を用意してくれて(女神)トントン拍子に初見の機会がやってきました。


正直、見る前まではめちゃめちゃ冷静で、初見なのに応援上映か…わたし応援上映あんまり得意じゃないから映画の出来関係なしに冷めちゃったらどうしよう…、とか、1曲も予習してこなかったけど連れてきてくれた友人にノリ悪いなとか思われたら申し訳ないな…とか、ネガティブなことばっかり考えてたんですよね。
メンバーカラーだってST☆RISHはかろうじてわかるけどQUARTET NIGHTはうろ覚え、HE★VENSに至っては3人のときしか知らないからぶっちゃけ4人は名前すらわからないしお手上げといったにわか甚だしい知識量で、念のため持ってきたサイリウムも振れるか心配で、鞄から出したはいいものの始まるまでは両手で隠すように持っていました。


でも、始まってみたらそんなのは杞憂中の杞憂だったってことがわかりました。
いや今思えばそうだったのかもしれないと冷静に振り返れるんですけど、映画を見ているときは「杞憂だったな~~」とか考えてる余裕なんて少しもなくて、わけもわからず凄まじい量と勢いのエモにあてられて「嗚咽」ってかんじの泣き方で最初から最後まで号泣してました。
エモって言葉で片付けるんじゃねえと言いたいところなんですけど、本当にめちゃめちゃエモーショナルな方向に全振りな映画だったんです。
アイドルというものが好きな人間の感動するツボを丁寧にかつピンポイントにそして物凄い力で押してくるので正直恐ろしさすら覚えるほどでした。
かろうじて言語化して考えられたのは、初めて見た映画で全部の曲がその日初めて聴く曲なのに「わたしはこのライブのために毎日を耐えて生き抜いてきたんだ!!!」っていう、もはや既にうたプリのオタクとしての自我が芽生えていたみたいな感覚でした。
自然とそんな気持ちになってしまうくらい、画面に映るアイドル達が画面の向こうではなく目の前にあまりにもはっきりと実在していたんですよね。
3Dモーションの滑らかさとか演出や脚本の絶妙なリアル感とか凝った衣装や舞台セットとか、彼らの実在を感じられた理由はたくさんあると思います。
どれが突出して素晴らしかったとかではないのでうまくポイントを絞れないんですけど…
めちゃめちゃ既視感があるのに斬新さがあって、その既視感というのが「パクりっぽい」とか「二番煎じ」とかネガティブなものでは決してなくて、あるある、やるやる、をしっかりとうたプリらしい大胆でハッピーな味付けで調理していて、そこのバランスがとってもちょうどよかったんですよね。
だからこそわたしのようなニワカでもきちんと入り込めて楽しめる作品になっていたんじゃないかなと思います。


いやだって、マジLOVEキングダムって要するにHiGH&LOW THE LIVEじゃないですか。
ファンが絶対に見たいと思っているものをファンの想像を超えた知識とアイデアと技術と熱量で作り上げて提供してもらったときの衝撃と感動って、違うコンテンツであったとしても共通のものだと思うんですよね。
マジLOVEキングダムを見ながら覚えた、具体的に求めていたわけではないけど確実に見たいと思っていたものに出会えた感覚は、初めてHiGH&LOW THE LIVEを見たときと同じ方向性のものでした。
「これこれ!こういうの求めてたんだよ!」って思える作品って、「こういうのが見たかった」が叶えられただけじゃ多分物足りなくて、いい意味で期待を裏切られるポイントがあってこそだと個人的に思っていて、ザライブもマジLOVEキングダムもその点が共通して完璧にクリアされていたからこそこんなに多くの人の心を鷲掴みにしたんだと思います。
雨宮兄弟がライブに出たら、舞台の両端から登場して中央で合流して歌い始める妄想はいくらでもできるし実際にやってくれたらそりゃあ当たり前にぶちアガるに決まってるけどまさか映画さながらバイクで登場してくれるなんて思わないじゃないですか。そんなんされたらアガるどころではなく昇天じゃないですか。
マジLOVEキングダムもそんなサプライズが随所に散りばめられていました。
やっぱりどうしても、人間って知らないことを知りたくなる生き物ですし…新鮮さや驚きを求めてしまうのが性ですよね…。
そして1度経験してしまうと、中々ないこととはわかりつつもまたあの感動に出会えるはずと期待してしまうんです。
本当にそうそうあることじゃなくて、だからこそ、今回のうたプリとの再会は大事にしたいと思いました。




っっっていうか色々それっぽく語っておいてお恥ずかしい話ですがぶっちゃけここまで書いたことは正直どうでもよくて(どうでもよくないけど)、最終的に何が1番の沼入りのきっかけになったかっていうと、とにかくHE★VENSが性癖ど真ん中だったっていう話なんです。
名前すら3人しか知らなかったのに…すみません…本当にクソニワカだという自覚はあります…。

だってまず曲が好みすぎるんですよね。
5億人が言ってると思うんですけどGIRA×2★SEVENが本当に最高…好き…ジャズテイストなのずるいそんなんみんな好きじゃん…。
出だしで回転寿司さながら回るのも超YEAH!!です。めっちゃアガった。
やっぱりイケメンは回ってなんぼですよね。
LDHにハマってイケメンが回ると喜ぶ身体になってしまったみたいです。
衣装も1番「へき」(せいへきのへき)に刺さりました。
リア友なら知ってるとおもうんですけどネイビーと濃いグリーンが本当に好きだよねわたし。
わたしが好きというか、ネイビーや濃いグリーンが似合うきれい目のメンズが好きだよね。
各グループの顔を隠して衣装だけ見せて「どれがわたしがハマったグループだと思う?」って友人たちに聞いたら100%当ててくれると思います。
メンバーのこと家族とか居場所とか言っちゃうところも最高。
家族って…DOBERMAN INFINITYじゃん…。ナギや瑛二くんを見守るみんなの目線が、kazukiくんを見るドーベルのお兄さん達と全く同じじゃん…。
ドーベルもよくメンバーのこと家族みたいって言いますよね。
メンバー間で年齢差があるとやっぱり兄弟とか親子みたいな気持ちが湧くものなのかなあ。ここもめちゃめちゃ「へき」刺さりポイントです。素敵ですね。好きですね。



あと推し。推しを見つけてしまったら最後、後は大人しく流れに身を任せてハマるのみみたいなとこありませんか?
男性アイドルだと推しじゃなくて担当って言うんでしたっけ。でも照れがあるので推しでいかせてください。
正直初見のときは映画自体を楽しむつもりで行ったので推しを見つけるつもりなんてこれっぽっちもなかったんですよね。
でも、わたしは出会ってしまったんです…鳳瑛二くんという最強のアイドルに…。

最初はヴァンさんに落ちたな、と思ってました。年上組のリアコお兄さん枠を好きになる不治の病にかかっているので。
実際に見た目も性格もかなり好みのタイプでしたし、初回は終わってからは「ヴァンさんヤバくない?恋しちゃうじゃんあんなの」って言ってましたし、今もヴァンさんのことは限りなくガチ恋に近い気持ちで好きです。
山下健二郎に似た空気を感じるし…ヴァンさんとUSJ行きたいじゃん…。
でも入国を重ねるうちに、何故かわからないんですけど瑛二くんから目が離せなくなっていって、気がついたらサイリウムを紫色にしていました。

何故かというところは正直まだ自分でもぼんやりとしていて、イマイチわかっていません。
でもなんとなく、キャラクターというよりも一人のアイドルとして、瑛二くんにものすごい魅力と可能性を感じるというのがあるのかもしれない、と思ったりしたりしなかったりしています。
鈴木愛理ちゃん(わたしの人生で1番の推し)に似た空気を感じるというのもあるかな…。
年齢としては年下組なんだけどグループの要として存在していて、自らグイグイ周りを引っ張っていくタイプではないけど、実力と姿勢で無意識のうちに周りに影響を与えるような子。
現時点ですら才能に満ち溢れていて個性豊かなメンバーに埋もれず輝いているのに、持って生まれた能力や与えられたポジションに甘んじず努力を重ねる子だと思うので、まだまだこれからたくさんのことを吸収して我々の知らない面を見せてくれるんだろうな、という確信が持てるというか。
瑛二くんみたいな子を見ると、アイドルというものを信じさせてくれて、応援させてくれてありがとうという気持ちになるんです。
脱線しますがわたしにとってアイドルってなんなんだろう…アイドルを何だと思っているんだろう…これを気にちゃんと考えて言語化したいです。
あとはまーこれも個人的なツボなんですけど、ああ見えてストイックで負けず嫌い(というか頑固?)そうなところも好きになっちゃうポイントなんですよね。
歴代の推しの共通点です。
鈴木愛理ちゃん、田村芽実ちゃん、EXILE TETSUYAさん、鳳瑛二くん。
みんなその系統。伝わって。




えええ~~~~なんか自分史上最強に気持ち悪い内容になってしまった上に尻切れトンボすぎる~~~~公開するかどうか悩み続けて2週間たった~~~~!!
けど三代目のRAISE THE FLAG初見の前になんとかしてこの衝撃をまとめておきたいと思ったので意を決してアップしてみます。
今日はこれから朝一入国の後に、RAISE THE FLAG ナゴヤドームに行ってきます!
魍魎の匣(最高だった)もショーキチ長野(最高だった)も感想まとめられてないのにもう三代目来ちゃったのちょっと悔しいので書く習慣をつけたいです。

あ~~きっと今日の夜も三代目見終わったら「今すぐもう一回見たい」って言うんだろうな。
ライブ後のわたしの口癖なんですよね。ライブが終わると最高の時間が終わってしまったのが悲しすぎてほぼ必ず「今すぐもう一回見たい」って言っちゃいます。
それが叶えられるのがマジLOVEキングダムなので!!
通っちゃうのも仕方がないよねという話でした!!
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無意識のうちに行けるだけチケットを確保していた結果の図。

来週で上映終了する劇場が増えてきてるのが寂しすぎるからどこか1館だけでもいいから3050年まで上映続けてほしい…。